伝統的建物保存とまちの活性化フォーラム2005(平成17年度)

「伝統的建物保存とまちの活性化フォーラム2005」概要

地場の建材(深谷の瓦・レンガ、県産木材)の利用を取り上げ、豊かな暮らしと伝統文化、地産地消を考えるフォーラムを開催しました。「木材の地産地消」の輪を広げ、県内のまちづくりに携わる専門家、事業者、市民、行政職員等の交流のネットワークづくりのなかから具体的な活動を生み出し、個性のあるまちづくりを一歩でも進めるきっかけづくりを目指したものです。

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なお、このフォーラムで使用される電力の全ては、県内の小規模な太陽光発電施設のグリーン電力証書の活用によって、クリーンな電気でまかなわれました。

(写真左:七ツ梅メイン会場(本屋)、写真中央:会場入口付近、写真右下:会場中庭付近)


トーク・プログラム(26日(土)14:00〜16:00)

メイン・とーくとして、ぎょうだ足袋蔵ネットワーク代表の朽木宏氏より「伝統的建物保存とまちづくり」と題し、行田での取り組みが紹介されました。また、時田工務店代表取締役社長の時田芳文氏のコーディネートにより「伝統的建物保存と活用を考える」 と題したパネルディスカッションが行われ、それぞれの専門の立場から七つ梅の再生の可能性について夢も交えて語られました。 (写真左:会場の様子、写真中央:朽木氏の講演、写真右:パネルディスカッション)


トーク・プログラム(27日(日)13:00〜15:00)

ものつくり大学の横山晋一氏より「七つ梅の建物の特徴」と題し調査報告が行われ、また、同大学の小野泰氏より「北酒蔵の劣化状況と耐震診断」について調査報告が行われました。その後、七ツ梅を舞台にテレビドラマを撮影された映画監督の堀川とんこう氏より「撮影被写体としての七つ梅考」と題し特別講演が行われました。 (写真左:横山氏の講演、写真中央:小野氏の講演、写真右:堀川氏の講演)


蔵めぐり(随時)、まちめぐり(27日(日)10:00〜12:00)

住まいとまちづくり集団「木犀」により、北酒蔵を中心にその特徴の解説を受けながら、蔵の見学会を行いました。また、「まちめぐり」と題し、深谷市中心市街地に残る特徴的な建物(造り酒屋3本のレンガ煙突めぐり等)を見学して回る街なか見学ツアーも行われました。 (写真左:蔵めぐりの様子、写真右:まちめぐり(滝沢酒造))



お楽しみイベント

会場入り口付近では深谷名物「煮ぼうとう」の販売が行われ、お昼時にはにぎわいました。中庭に面した空間では、蔵出しお宝販売・オークション(写真:中央上)、県産木材製品展示販売、産直野菜販売(写真:右上)が行われ、にぎわいました。その奥にある精米蔵(レンガ蔵)では七ツ梅を舞台にしたテレビドラマが放映(写真:左上)されました。

メイン会場(町家)はフォーラムに使用されるだけでなく、合間には深谷の地酒の試飲コーナーが設置されました。2階和室は、抹茶を味わいながら(写真:左下)琴の演奏が聴ける(写真:中央下)ように演出されました。また、敷地奥の中庭ではフリーマーケット(写真:右下)が開催されました。



交流カフェ・展示

中庭に面して奥(オークション会場の奥側)には、協力団体の活動紹介と交流の場が設けられました(写真左)。また、袖蔵では「魅力あるまちづくり研修」の成果発表と、深谷にぎわい工房による「深谷市内の特長的建物調査と活用策の提案パネル展示」が行われました(写真中央)。さらに、中庭では、ペレットストーブの実演が行われ、人だかりができていました(写真右)。


また、会場を整備していくにあたり、木材チップ、レンガ、土管などの利用によるガーデニング作品が中庭の空間を彩りました(写真左、中央)。また、タイルを使った芸術作品の展示も行われました(写真右)。